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技術紹介
太陽電池用封止材 CIKcap ®
地球温暖化対策への関心が高まる昨今、太陽電池をはじめとした自然エネルギー産業が注目を集めています。
こうしたなか、農業用フィルムや遮水シートで蓄積した技術を応用した“新事業への挑戦”を掲げる当社は、太陽電池モジュールに用いられる封止材(EVAシート)に着目。モジュールの不良品率を大幅に低減するEVAシート「CIKcap®」の開発に成功し、現在、海外での量産体制の確立に向けたプロジェクトをスタートさせています。
■太陽電池モジュールの構造とEVAシート

太陽電池のモジュールは、ガラス/EVAシート/シリコンセル/EVAシート/バックシートという構造になっています。シリコンセルは厚さ150ミクロン前後と非常に薄く、約150℃に加熱プレスしてつくられる際、熱によってEVAシートが収縮すると部材が影響を受け、割れるなどの不良品が発生するおそれがあります。シーアイ化成は、EVAの成形技術と、長期耐久を可能にする配合技術を融合した特殊な製造方法で、熱収縮率の小さいEVAシートを開発することに成功しました。
LED(発光ダイオード) エルライト
地球環境保全に注目が集まるなか、消費電力の少なさ、寿命の長さ、発熱量の低さなどの特徴が注目されるLED照明。
当社は、蛍光膜の配合技術や電極配線技術など独自技術を駆使して、光量のばらつきが少ない高輝度のLEDパッケージを開発し、幅広い色温度や高演色性を実現しました。また、これらを用途や場所に応じて自在にカスタマイズしたLED照明器具を開発・生産するなど、
LED照明の事業化を積極的に推進しています。
■LEDパッケージの構造
青色LEDチップに自社配合したシート状の蛍光膜を載せるとともに、リボン状金属線を用いた独自の電極配線技術を確立するなどして、高輝度を実現するSMD型(表面実装型)LEDパッケージを開発。
主な技術開発と新製品の歩み
| 1965年 | 滋賀工場に農業用ビニルフィルムを生産するための大型カレンダー(1号機)を設置。 |
|---|---|
| 1967年 | ドイツBruckner社から二軸延伸フィルムの設備を導入。 |
| 1968年 | 延伸フィルム「ボンセット」の生産、販売を開始。 |
| 1969年 | 滋賀工場に農業用ビニルフィルムを生産するためのカレンダー(2号機)を増設。 |
| 1973年 | ドイツRenolit社から技術導入を行い、レノリット事業(現・建装資材事業)に着手。 |
| 1974年 | 滋賀工場にレノリット工場(現・建装資材工場)が竣工。 |
| 1975年 | 滋賀工場に表面材、木口材を生産するためのカレンダー(3号機)を設置。 表面材、木口材「レノプラス」の生産、販売を開始。 技術研究所(現・研究所)を開設。 |
| 1978年 | 防霧性農業用ビニルフィルム「スカイ8」を発売。 水膨張性止水材「ビノンアクアタイト」を発売。 |
| 1980年 | 粘着材付化粧シート「ベルビアン」を発売。 |
| 1982年 | 水膨張性ゴム止水材「ビノンアクアATR(現・ビノンハイドロタイト)」を発売。 |
| 1988年 | 農業用ビニルフィルムの防霧性特許が成立。 |
| 1989年 | 精密モータの生産、販売を開始。 |
| 1990年 | Bonset America社で延伸フィルムの生産を開始。 |
| 1993年 | 住設機器用化粧板「ボンレックス」の生産、販売を開始。 |
| 1995年 | 栃木工場で水膨張性ゴム止水材「ビノンハイドロタイト」の生産を開始。 |
| 1996年 | 上海希愛化成精密馬達有限公司(現・上海希愛化成電子有限公司)で精密モータの生産を開始。 |
| 1998年 | 滋賀工場に農PO工場が竣工。 |
| 1999年 | 岡山工場で延伸フィルムの生産を開始。 |
| 2008年 | LEDパッケージの生産、販売を開始。 BONLEX EUROPE社で「ボンレックス」の生産を開始。 |
| 2009年 | 太陽電池用封止材「CIKcap®」を開発。 栃木工場に封止材工場が竣工。 |


